8/15 敗戦の日(終戦ではない。!)
(この日を忘れないために、再度掲載する。)
自分の人生が、大転換した記念すべき日です。
それまでは、「鬼畜米英」をやっつけ、「天皇陛下」のためにいかに潔く死ぬか。!
学校に行けば、その様な事ばかりを叩き込まれていました。
一方で、現実には「警戒警報」のサイレンが鳴ると、一斉に集団下校でした。
下校の途中で、「空襲警報」になると、近辺の「防空壕」に避難したものです。
戦争は「勝った勝った」の筈が、本土空襲が続く...しかし、疑うことが無かった。
8月15日、12時から重大発表があると、ラジオの前で整列、初めて聞く「天皇陛下」の声。
内容はよく聞こえなかったが、「耐えがたきを耐え...」敗戦らしい。!
「神風」は吹かずに、いきなり終わった戦争。
今まで学んだことは、何だったのか。????
国の言うことは勿論、大人が信じられなくなった。!!
それからは、自分の頭で判断するようになった。
現在の世情というか、再び「戦争への道」をたどろうとしている流れだ。
情報操作が強くなってきて、まさに「大本営発表」の再現だ。
「空襲警報」で右往左往する現実は、もう記憶から無くなっている模様だ。
敗戦の日に当たって、思いを新たにするところです。
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